アレルギーとは?
身体に備わっている免疫機構が、本来
多くの人にとって無害である非自己に
対し過剰に反応し、不利益な状態を
引き起こすこと。
アレルギーの原因になる抗原を
アレルゲンといいます。
即時型アレルギーと遅延型アレルギーに
大別されます。
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◉即時型アレルギー=Ⅰ型アレルギー
抗原の刺激を受けて、数分〜数時間後に
反応が現れます。速やかに反応が起こります。
アレルギーのうち、免疫グロブリンEが
関与することによって引き起こされる
アレルギー。
ヒスタミンによる血液拡張や浮腫
かゆみなどの症状。
蕁麻疹、食物アレルギー、花粉症
アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく
アトピー性皮膚炎など…
アナフィラキシーショックも
Ⅰ型アレルギーの1つです。
※アナフィラキシー…Ⅰ型アレルギーの中で
特に反応が激しく、全身性のもの。
薬剤、蜂、毒蛇、食物、運動、天然ゴムなど
によって引き起こされます。
急速な血圧低下によるショック状態を
アナフィラキシーショックといいます。
呼吸困難、意識障害など伴い生命に危険が
及ぶため、速やかな救急処置が必要です。
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◉遅延型アレルギー=Ⅳ型アレルギー
抗原の刺激を受けてから、24〜48時間後に
アレルギー反応が現れるもの。
パッチテストなど…
液性免疫ではなく、T細胞やマクロファージ
による細胞性免疫が関与しています。
例として、ツベルクリン反応があります。
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