良い香りを放つ性質のこと。
各精油の芳香成分の組成に
よって異なるため
好みには、個人差があります。
芳香物質を蓄えている
部位は、
樹脂細胞によって
作られた樹脂道
と呼ばれる組織
油細胞から細長く
伸びた腺細胞
という管状の分泌腺
となります。
シソ科植物の葉の
表面では、
➡油胞…ゆほう
と呼ばれます。
ミカン科の果皮では、
➡油嚢…ゆのう
➡油房…ゆぼう
と、呼ばれることが
多いです。
植物の芳香物質は、
特定の部位だけに含まれて
います。
芳香物質や樹脂を含む
細胞は、油細胞や
樹脂細胞と呼ばれます。
代謝により、生物が作り出す
有機化合物の中で、
アルカロイド、タンニンなど…
環境の変化や進化に連動して
生産されるもの。
※芳香物質は、ニ次代謝産物です。
代謝産物➡代謝によって
生物が作り出す有機化合物。
糖質・脂質・タンパク質を
一次代謝産物といいます。
植物の場合…一次代謝産物は、
水、二酸化炭素、光エネルギーから
作り出されます。
光合成によって
糖を合成し、酸素を放出します。
異化反応によって得られた
エネルギーを用いて
外部の無機物を取り込んで
有機物をつくり、増殖を行う
過程のこと。
外部の有機物や無機物を
分解して、エネルギーを得て
ATPを合成する代謝のこと。
物質代謝とエネルギー代謝を
包括したもの。
物質代謝➡細胞内の物質の変換。
エネルギー代謝➡生命現象に伴う
エネルギーの出入りや変換。
※代謝は、異化と同化に分かれます。
植物の細胞に含まれ
光合成が行われる細胞小器官のこと。
光合成に必要な色素…葉緑素や
光に反応して働く酵素などで
構成されています。
※植物が緑色に見えるのは、
葉緑素によるもの。
植物は、空気㊥の二酸化炭素と
根から吸収した水から
光エネルギーを用いて…
糖を合成し、酸素を放出しています。
植物の一次代謝で、
細胞内の葉緑体で
行われています。
⭕冷却作用✾
植物が強い太陽の熱から
身を守るため、芳香物質の
一部を蒸発させて、自ら
冷却させる働きのこと。
⭕抗菌作用✾
植物の香りが持つ
忌避作用の一種で
植物が芳香物質で
カビや有害な菌類の
繁殖を防ぎ、身を守る働きのこと✾
⭕忌避作用✾
植物の香りによって
虫や鳥を避け、苦味に
よって植物が食べられる
ことを防ぐ働きのこと。
⭕誘引作用✾
植物の香りによって
有益な生物を引き寄せる働きのこと。
虫や鳥を引き寄せることで
受粉を促し、種子を遠くへ
運んでもらう役割があります。
細胞内外の情報伝達に関わる
化学物質のこと❁
ホルモン…
神経伝達物質…
生理活性物質…などが
含まれます。
情報伝達物質の一種。
人間が体内で生成、分泌する
ホルモンや神経伝達物質のように、
微量でも生物の生理や行動に
何らかの作用を示す化学物質のことを
生理活性物質といいます❁
生理活性物質の働きは、
個体内の細胞間
他の個体との細胞間で
働きを持ちます。
芳香物質を構成する要素。
植物の芳香物質は、
数十〜数百の芳香成分で
構成されています。
それぞれ異なる分子構造をもち
その違いが、香りや作用の違いを
生み出しています❁
におい❁として知覚される
香りを放つもののこと。
植物が生きる上で重要な役割を
持つもので、精油のもととなっています。
芳香成分が集まってできた有機化合物です。
精油=エッセンシャルオイル✾
植物の花、葉、果皮、樹皮、
根、種子、樹脂などから
抽出した天然素材で、
有効成分を高濃度に含有した
揮発性の芳香物質です✾
各植物によって特有の香りと機能を
持ちます。
アロマテラピーの基本となるものですが、
その時の気分にあった香りを選択することで
気分転換になるため、普段の生活に取り入れて
みるのもおすすめです。(^^)
self…セルフ
第三者から客観的な存在として
意識される自分、その人自身のこと。
ユング(心理学者)は…
自己を意識と無意識を
両方含む全体性の中心であり
円周であると考えました。
ego…エゴ
他者や外界から区別して
意識される自分自身を表す
概念のこと。
私のとしてのパーソナリティの
中心を成し、行動や意識の主体と
なります。
自我の働きは、その人の性格や
精神構造に影響を与え、
時間の経過や様々な変化を
超越して自己同一性を形成します。
※精神分析では、自我は
本能的欲求を外界の現実や
良心に適応させる働きであると
考えられています。
自分の欲求に対して、
理性や道徳、外界の制約など
との間に生じる葛藤を解決し
自我を守るための心の働きのこと❁
心の無意識の領域で
自動的に起こります。
苦痛となる願望や感情
記憶などを意識から締め出す
抑圧もこの1つです。
心理的複合体。
劣等感と同義で用いられますが、
心の㊥のしこりやわだかまりのことです。
ある感情とその感情の周りにあり
一見関わりがないような観念や記憶
の集合体を成しています。
※ユング…Carl Gustav Jung
1875〜1961年
スイスの心理学者・精神医学者
が提唱した概念。
無意識のうちに自動的に働き
強い感情を引き起こしたり
病的行動の原因となったり
することがあります。
精神的外傷のこと。
何らかの心理的ショックにより
長い間、心の傷となって残ること。
フロイトが提唱した概念で、
身体的な外傷が後遺症を残すのと
同様に、心の傷も将来の障害を
引き起こすことがあります。
恐怖…
異常体験…
外傷となる小さな経験が
日常的に積み重なること…
などは、深刻なトラウマが
引き起こされます。
無意識とは…
意識がなく、知覚、思考、情動など
覚醒的な心的経験を欠いている状態のこと。
精神分析の分野では
心の㊥の意識がない
領域のことをいいます。
心は、自覚できる意識だけで
できているのではなく
その奥底に無意識という
広大な世界が広がっているという
概念に基づくものです。
※フロイト…Sigmund Freud
1856〜1939年
精神分析の父といわれる
オーストリア精神医学者
によって発見された概念。
無意識の領域に存在する
抑圧された欲動や
意識していない願望などは
人の思考や感情に影響を
及ぼし、意識がある領域での
行動を決定しているとされます。
意識とは…
自分が今何をやっているか…
どんな状況であるか…を
自覚できる覚醒時の心理状態のこと❁
その状態は、過去に経験した
知覚、思考、感情、認識、自覚などに
よって特徴づけられます。
知覚、思考、情動、願望などの
心的経験に気づくことを可能にする
心の働きのこと❁
心身における緊張の弛緩のこと。
心と身体は密接な相互作用関係に
あります。
精神面のリラックスは、
肉体面のリラックスを
引き起こします。
反対に…
肉体面のリラックスは、
精神面のリラックスを
引き起こすこともあります。(。-ω-)zzz. . .
⭕睡眠…大脳を休ませる生理活動。
※身体の活動を休止することで
疲労の回復を待つ休養法。
疲労回復やストレス解消を図る
休養法として有効です。
⭕軽い運動
⭕レクリエーション
※精神面での気分転換と日頃使わない
身体の部分を動かして疲労物質の
蓄積を予防、解消すること。
疲労回復やストレス解消を図る
休養法として有効です。