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妊娠中は不可とされる精油


・クラリセージ

※エストロゲン様作用

ホルモンバランス調整

高濃度で使用しないこと。

飲酒の場合も不可。運転中も不可。


・サイプレス

※精神を安定させ、ストレスの緩和をする。

ヒステリーやイライラ解消に。


・ジャスミン

※香りが強い為、使用濃度に注意すること。

出産後は、ブルーな気持ちを引き上げ

心と体の回復を助けます。


・ジュニパーベリー

※発汗促進・利尿作用

筋肉痛・関節痛・月経痛に。


・スイートマジョラム

※血管を拡げるため、血圧が下がります。

加温効果あり。不安やストレスからくる

緊張を鎮めます。


・ゼラニウム

※ホルモン分泌調整。

むくみ改善・月経前の不調や緊張に

情緒不安定を癒やし、ストレスを

和らげます。


・ベチバー

※通経作用があるため、妊娠中不可。

血液循環促進・スキンケア・筋肉痛

疲労回復・心の緊張をほぐします。


・メリッサ

※妊娠中不可。

心のバランスをとり、

パニックを鎮めます。

皮膚・呼吸器の

アレルギー性トラブルの改善に。


・ユーカリ

※高血圧の方は使用不可。

刺激が強い為、注意。

意識明晰・集中力を高めます。

抗ウイルス・殺菌・消炎・鎮痛

花粉症・風邪の予防に。


・ローズマリー

※高血圧の方は使用不可。

頭脳明晰・発汗・利尿・鎮痛

血行促進・お肌の引き締め

筋肉痛・リウマチ痛・痛風に。





妊娠初期には使わないとされる精油


・イランイラン

※濃厚な香りなので使用濃度に注意すること。


・カモミールローマン

※PMSの軽減・月経周期を整える。

歯の痛み、緊張からくる頭痛、不安

緊張、怒り、恐怖などを和らげます。


・ラベンダー

※高血圧の方は、不可。

リラックス用で、自律神経のバランスを

整えます。


通経作用があるとされる精油


・カモミールローマン

※つわり緩和の作用もある。


・クラリセージ

※ほてり、更年期障害に使われる。

出血量が増える。子宮筋腫の方は使用しないこと。

出産や産後のうつなどには、よい。

寝る前にトリートメントとして使用すること。


・ベチバー

※妊娠中は不可。

心の緊張をほぐし、血液循環を活性化する。

スキンケア・筋肉痛・疲労回復にはよい。


・ローズマリー

※高血圧は不可。

筋肉痛・リウマチ・痛風には使用可。

血行促進・発汗・利尿・鎮痛など。


ホルモン分泌調整作用があるとされる精油✾


・イランイラン

※子供・低血圧の方・心臓の弱い方

・妊娠中の方は使用しないこと。


・クラリセージ

※妊娠中・乳腺疾患の方は、禁忌。


・サイプレス

※皮脂分泌過多などを抑える為、

顔は使用OK…0.5%濃度で使用すること。



【感作】


注意:免疫機構に基づくアレルギー反応のこと。

※体質によっては、精油成分の一部に対し、

アレルギー反応を起こし、炎症をおこす

ことがあります。


対策✾

事前にパッチテストを行うこと。


【光毒性】


注意:強い紫外線に反応して、

皮膚に炎症を起こすなどの毒性のこと。


対策✾

外出前、外出中は、

ベルガプテンの成分が含まれる

精油を使用しないこと。


・レモン

・グレープフルーツ

・ベルガモット




【皮膚刺激・粘膜刺激】


注意:

精油の中には、かぶれや肌荒れの

原因となるものもあります。


対策✾

・皮膚につけるときは、必ず希釈して使うこと。

・使用する濃度や滴数に注意すること。

・事前に、パッチテストを行うこと。


※使用方法を守れば、避けられるものもあります。


去痰(痰をきる)作用が期待できる精油✾


・ユーカリ 成分➡1.8-シネオール

・ローズマリー 成分➡カンファー


香りを嗅いで、スッキリしましょう!



ホルモン調整が期待できる精油✾


・クラリセージ    成分➡スクラレオール

※エストロゲン様作用。


・イランイラン    成分➡ゲラニオール

・ゼラニウム     成分➡ゲラニオール

※香りが脳に作用し、ホルモン分泌調整。


・サイプレス     成分➡αピネン

※ヒステリー・イライラの解消。



体の調子が良くないと感じたときに、

少しだけ香りを嗅いでみましょう✾




消化・食欲増進作用の期待できる精油✾


・オレンジスイート

・グレープフルーツ

・レモン

・ベルガモット

…などに含まれる   成分➡リモネン


※同じ柑橘系でもグレープフルーツは、

交感神経刺激をし、脂肪燃焼しやすい。


香りを嗅いで、お試し下さい✾


鎮静作用の期待できる精油✾


・ラベンダー      成分➡酢酸リナリル

・カモミールローマン 成分➡アンゲリカ酸エステル


※PMSの軽減など。


精油の香りを嗅いで、落ち着きましょう✾





鎮痛作用の期待できる精油✾


・ラベンダー    成分➡酢酸リナリル

※免疫力の向上 ウイルス性呼吸炎などに。


・ゼラニウム    成分➡ゲラニオール

※月経前の不調や緊張などに。


香りを嗅ぐことで、痛みが和らぐことが

期待できます✾


頭痛・花粉症・鼻づまり・乗り物酔い・時差ボケに

使用するとよい精油✾


・ペパーミント 成分➡l-メントール


香りを嗅ぐ、マスクやハンカチにつける

エアースプレーなどの使用方法を

試してみましょう✾(^^)


※頭をスッキリさせる香りで、気分をリフレッシュ✾


殺菌・抗真菌作用のあるとされる精油


・ティートリー   成分➡テルピネン-4-オール


感染症の初期症状や風邪ぎみでのどが痛いとき

香りを嗅ぐと良いです。マスクにつけるなど。


※飲用は、しないこと。


 

 精油に含まれる成分には、

殺菌・抗菌・抗ウイルス作用を

もたらすものもあります。


空気清浄などに使用する方法もあります。


例:殺菌・抗菌・抗ウイルス


・ラベンダー  成分➡リナロール

・ペパーミント 成分➡メントール

・レモングラス 成分➡シトラール



①原液は、皮膚につけないこと。


※もしついた場合は、大量の流水で洗うこと。

皮膚に異常がみられた場合は、医師の診察を受けること。



②誤飲に注意。


※口の中に精油が残っている場合は、大量の水で

口の中をすすぎます。医師の診察を受けること。

食品とともに摂取することやうがいもNG。



③目に入れないこと。


※目に入った場合は、大量の水で洗い流すこと。

目をこすらず、医師の診察を受けること。



④火気に注意。


キッチンや火気のある場所での使用をしないこと。



⑤子供やペットの手の届かない場所に保管。


誤飲が起こる為、保管場所には注意しましょう。



トリートメント

皮膚内の真皮

抹消血管やリンパ管

体内循環


※精油成分は、分子構造が小さく、

親油性のため皮膚から吸収されます。


例:皮膚を保湿したり、引き締め、鎮静させる

ものとして…


・ラベンダーの成分➡酢酸リナリル

・カモミール・ローマン➡アンゲリカ酸エステル


など…皮膚のトリートメントを行うことで

皮膚の潤いや引き締めに作用することがあります。




香りを呼吸とともに吸い込む。

気道の粘膜や肺胞

血管

体内循環



例:痰や咳を鎮めるものとして…


・ユーカリの成分➡1.8-シネオール

・ローズマリーの成分➡カンファー


など…香りを嗅ぐことで、

気管支や肺に作用するものもあります。



 アロマテラピーで用いる精油は、

脳の神経細胞から出されるいろいろな

神経伝達物質の放出に関わっている

のではないかと考えられています。


・ストレスの緩和に役立つ。

・免疫力を高める。

       ⬇

ストレスに耐えられる身体を作ることに

つながります。\(^o^)/



アロマテラピーは、大脳辺縁系の特徴を

有効に活用して行う癒やしの方法です。



心地よい香り・精油のにおいを嗅ぐこと❁


        ⬇


自律神経を整え、身体機能を調整する

自然療法✾


※前向きな気持ち・過去の楽しい記憶と

結びつくなど…心理的効果もあります。



嗅覚は、1次中枢が大脳辺縁系なので、

大脳皮質の認識を待たずに、すぐに

身体調整することができます。


※視覚や聴覚は、いったん大脳新皮質で

認識された後、大脳辺縁系へ伝わります。


ロバート・ティスランド


『アロマテラピー

芳香療法の理論と実際

The Art of Aromatherapy』


1985年出版の翻訳が先駆けと

なっています。


1990年代…

アロマテラピー関連専門誌の創刊。

バブル経済の崩壊

阪神大震災などが背景に

あった時代で、人々の癒やしへの

関心が高まり始めた時期でした。


安全な精油の使い方や

活用法の標準化を求める声が

高まり、

1996年4月…「日本アロマテラピー協会」

AAJが設立。

2005年…「社団法人 日本アロマ環境協会」

AEAJ

2012年…「公益社団法人 日本アロマ環境協会」

AEAJ


AAJはAEAJへ引き継がれ

アロマテラピーの健全な普及

啓発活動、自然の香りある

心地よい環境づくりを推進

しています。



明治初期〜昭和45年頃…

日本で精油を得る目的で

ハッカ(薄荷)やラベンダーが

栽培されていました。


明治初め頃に栽培されて

いたのは、北海道の北見市

ハッカで、香料原料として

採取されました。


昭和12年…北海道、富良野地方

ラベンダーの栽培は、

香料会社が化粧品香料として

フランスから種子を入手し、

栽培を目指しました。



香道の始まり✾

2022年01月09日

室町時代…


聞香(もんこう)…

香木を焚いて楽しむこと✾

が始まったのは室町時代から

香道の始まり✾


⭕「御家流」おいえりゅう

足利義政が造営した東山山荘に

多くの文化人が集い、三条西実隆は

御家流を興しました。


⭕「志野流」しのりゅう

実隆とともに聞香に造詣の

深かった志野宗信(しのそうしん)

は、志野流の開祖として知られています。


「御家流」と「志野流」の二派は

現在も継承されています。


貴族と香り✾

2022年01月08日

平安時代…


貴族の間では「お香」が

楽しまれ、お香を焚く生活

⭕「空薫物」そらだきもの

香薬を調香し、優劣を品評する

⭕「薫物合」たきものあわせ

など、遊びが流行しました。


『源氏物語』の「梅枝の帖」

でもうかがうことができ、

各種香料を練り合わせたものを

薫物としており、唐からきた

鑑真和上が日本に伝えたと

されています。


最も古い文献『日本書紀』

に香りについての記述があります。


推古天皇3年(595年)…

淡路島に香木が漂着したとの

記述があります。


※『聖徳太子伝暦』『水鏡』

にもその記述があり。


推古天皇3年、乙卯の春、

土佐の国の南の海に夜

大なる光あり。

また、声あって雷の如し。

三十箇日をへて、夏四月

淡路島の南の岸に着す。

島の人、沈水(じんすい)を

知らず。薪にまじえて竈に焼く。

太子使いをつかわせて、

その木を献ぜしむ。

その大きさ一囲、長さ八尺なり。

その香気、薫ずることはなはだし。


⭕※沈水…ジンチョウゲ科の香木。

沈水香木(沈香)のこと。


日本にある最も有名な香木は、

奈良 東大寺正倉院に残る

⭕「蘭奢侍」(らんじゃたい)


2004年ノーベル医学生理学賞


米国コロンビア大学 リチャード・アクセル博士

米国フレッド・ハッチンソン・がん研究センターの

リンダ・バック博士


「嗅覚システムの組織とにおいの受容体」

(odorant receptors and the organization 

of the olfactory system)を研究し、受賞。


人がどのように「におい」を認識し記憶するか

について解明したもの。


嗅細胞にあるにおいの受容体を

作る遺伝子の数が

全遺伝子数の約3%も

占めることが発見されました。


1986年…鳥居鎮夫(東邦大学名誉教授)は

香りの心理効果の研究として、

随伴性陰性変動(CNV)という

特殊な脳波を用いて、

ラベンダーやジャスミンの香りの

鎮静作用や興奮作用を実証しました。


アロマテラピーの学術研究の先駆者として

高い評価を得ている人物です。


20世紀…

ミラノ植物誘導体研究所長

⭕パオロ・ロベスティは、

オレンジ・ベルガモット・レモン

などの柑橘系の香り✾が神経症や

うつ病に効果があることを

発見しました。


この研究の精神科における

臨床例は、世界最初のものと

いわれています。


スキンケア✾

2022年01月03日

20世紀…

イタリアの医師

⭕ジョヴァンニ・ガッティ

⭕レナート・カヨラ


精油の治療的効果と神経系への

作用、スキンケアなどの分野で

共同研究しています。



20世紀…

イギリスではこのアロマテラピーが

広く受け入れられ、

⭕シャーリー・プライス

⭕ロバート・ティスランドは、

アロマテラピースクール開設。


多くの専門家を育てあげ、

美容サロン、医療現場

福祉施設、カウンセリングの手法

などによる多彩な展開と大衆化を

実現しました。


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