肘関節から膝関節までの部位。
大腿骨とそれに付着する
大腿四頭筋。
大腿二頭筋。
などがあります。
肩関節から肘関節にかけての部位。
上腕骨とそれに付着する
上腕三頭筋。
上腕二頭筋。
三角筋。
などがあります。
肘関節から手首にかけての部位。
親指側にある橈骨。
小指側にある尺骨の2本の
長骨とそれに付着する筋肉から
なります。
胸の前側のこと。
鎖骨、胸骨、肋骨と
それに付着する胸鎖乳突筋
大胸筋などがあります。
腰から下の足、脚とよばれる部位。
腰に近いほうから
寛骨部
臀部
大腿部
下腿部
足部
指部
に、分けられます。
肩から先の手、腕とよばれる部位。
肩のほうから…
肩峰部
三角筋部
上腕部
肘部
前腕部
手部
指部
に、分けられます。
上肢と下肢。
2対の手と足のこと。
体幹についています。
人体は、体幹と四肢に
分けられます。
体幹は、身体の中心にあり、
内臓器官と中枢神経が
収められている主要部分
です。
脊柱や骨盤など胴体を作る
主要な骨格が支柱にあり、
その周りに、腹筋、背筋
胸筋などの筋肉がつきます。
頭部、頚部、胸部、腹部など
四部に分けられます。
人体で最長の大腿骨と脛骨を
つなぐ関節❁
大腿四頭筋の腱についている
膝蓋骨と協力して
膝の伸縮運動を可能にします。
最大に伸ばした状態で
安定性も最大となり
大腿四頭筋の緊張がなくても
立った状態をキープできます。
上腕骨と尺骨をつなぐ
腕尺関節✾
橈骨と尺骨をつなぐ
上橈尺関節✾
から成ります。
上腕と前腕が連結している部位。
臼状関節で、深い
寛骨臼に骨頭が
入り込んで連結している為
可動性は、肩関節に比べ
あまり高くありません。
大腿骨の骨頭と、
骨盤の寛骨にある
寛骨臼が連結している部位。
可動性の高い球関節。
人体最大の運動範囲を
作り出します。
上腕骨の骨頭と
肩甲骨の外側にある
関節窩が連結している
部位。
筋肉の収縮によって
関節の運動がおこり
身体の運動が行われています。
❍屈曲…曲げる運動。
❍伸展…伸ばす運動。
❍外転…体幹から遠ざかる運動。
❍内転…体幹に近づく運動。
❍外旋…四肢の長軸を体幹に対して
外側へ回旋させる運動。
❍内旋…四肢の長軸を体幹に対して
内側へ回旋させる運動。
骨と骨を結びつける
結合組織の束のこと。
関節の安定や強度を増す
役割を持っています。
骨端の石灰化した骨の層と
関節腔の間にある軟骨組織のこと。
一定の厚さの滑液で潤され
水分と弾力性に富んでいます。
血管はもたず、滑液と骨組織
からの拡散によって、栄養代謝
しています。
※損傷を受けると修復が
難しく、加齢で黄色味をおび
不透明になります。
弾力性を失い、厚さも減ります。
関節包の内側…骨膜から
分泌される粘液。
関節包の中に形成される
関節腔を満たしており、
関節面の動きを滑らかに
しています。
潤滑油としての働き✾
関節軟骨への栄養代謝にも
関わっています。
2層構造で、骨膜から続き
関節を包んでいる膜です。
外側は、丈夫な線維膜。
内側は、血管網とひだ状の構造をもつ
滑液に覆われ、滑液を分泌しています。
骨と骨をつなぎ、身体の運動を
スムーズにする役割を果たす連結部位。
骨の一端が凸面になった関節頭と、
凹面になった関節窩が向かいあって
います。
そこを関節包という膜が包む
構造をしています。
関節軟骨同士が滑液を介して
接しており、滑らかな関節運動が
行われます。
関節の可動性に応じて、
運動性のある可動関節と、
運動性のほとんどない
不動関節に分かれます。
足首周辺を構成する7個の短骨の総称。
足後方にある踵骨、
その上方にある距骨、舟状骨
立方骨、内側楔状骨、中間楔状骨
外側楔状骨などがあります。
下肢を構成する骨の総称。
両側…62個の骨で構成されます。
直立二足歩行に適した骨組み。
仙腸関節で体幹と連結する寛骨
股関節より下にある
大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨
足根骨、中足骨、指骨から
成ります。
手首周辺を構成する骨の総称。
8個の短骨で構成されています。
舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨
大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鉤骨
上肢を構成する骨の総称。
両側で、64個の骨で構成されています。
体幹と連絡する鎖骨、肩甲骨…
肩関節より下にある
上腕骨、橈骨、尺骨、手根骨
中手骨、指骨があります。
骨盤を構成している主要な骨。
※胎児期は、腸骨、坐骨、恥骨
3つの骨が軟骨で結合していますが、
16〜17歳までに、恥骨結合を除き、
連結部の軟骨が骨化して、
骨結合して1つの寛骨を形成します。
腰部で脊柱と下肢をつなぎ
身体を支えている骨格のこと。
❍子宮、卵巣、膀胱、直腸
前立腺など臓器を守る役割が
あります。
左右の寛骨とその間にある
仙骨と尾骨によって構成されます。
※前面では、線維軟骨によって
恥骨結合されており、
後方の仙骨との間は、仙腸関節
によって連結しています。
胸部前面の胸骨、
脊椎の胸椎を構成する12個の椎骨
それを連結する12対の肋骨と肋軟骨
からなる骨格のこと。
❍心臓や肺など臓器を保護する役割
があります。
脊柱を構成する骨のひとつ。
仙骨の下、脊椎の最下部に
ある骨のこと。
胎児のときは、
4〜5個ある尾椎が癒合して、
出生時には、1個の尾骨が
形成されます。
脊柱を構成する骨のひとつ。
腰椎の下にあり、腰椎の土台と
なる骨です。
もともと5つある仙骨が
成長に伴い癒合して、
1個の仙骨として、
形成され骨盤の一部を
なしています。
脊柱を構成する
腰部の5個の椎骨のこと。
胸椎の下に連なり、
第1〜5腰椎からなります。
ひとつひとつの椎骨は、
頸椎や胸椎に比べ
大きいです。
脊柱を構成する胸部
12個の椎骨のこと。
頸椎 けいつい の下に連なり、
第1〜12胸椎からなります。
肋骨や胸骨とともに、
胸郭を構成しています。
脊柱を構成する
頸部の7つの椎骨のこと。
頭蓋骨の下に連なり、
第1〜7頸椎からなります。
※第1頸椎⇒環椎 かんつい
第2頸椎⇒軸椎 じくつい
第7頸椎⇒隆椎 りゅうつい
と、呼ばれ特徴的形状を持ちます。