皮膚についた精油成分が
抗原となります。
体内で抗体が作られることで、
皮膚感作が起こります。
※できるだけ、同じものを使用する
ことは避けて、違うものを使うように
すると、起こりにくいです。
❍生体が特定の抗原に対して
感じやすい状態になり、
抗体を作ることを感作といいます。
皮膚に日光があたることで、
起こる感作⇒光感作といいます。
※使用後は、光にあたらないこと。
とされる精油に注意しましょう。
粘膜に対して、精油成分が
直接、刺激を与えます。
粘膜に使用はお避け下さい。
口腔、眼、鼻腔、消化器
呼吸器、排泄器、生殖器など…
皮膚表面から浸透した精油成分が、
皮膚組織や末梢血管を刺激する
ことで起こります。
皮膚に、炎症、紅斑、発疹、浮腫
かゆみが生じる刺激のこと。
※皮膚の弱い方は、パッチテストを
行ってから精油を使用しましょう。
危険性を確認する毒性試験。
吸入以外の投与経路によって
実験動物の50%が死亡する量のこと。
lethal dose 50%…リーサルドース50%
LD50値が、高い。⇒危険性が低い精油。
※体重1kgあたりの量mlで表します。
精油中の分子が重合すると
粘度が高くなります。
複数の分子が化学的な結合を
して、もとの分子よりも
大きな分子量の物質を形成する
化学反応のことを重合といいます。
エステル類に水分が混入する
と、加水分解が起こり
カルボン酸とアルコール類に
分解されます。
物質と水が反応し、
異なる化学構造に分解される
化学反応のことを加水分解と
いいます。
精油が酸素にふれると、
二重結合の部分に
酸素が結合します。
物質に酸素が結合する
化学反応のことを酸化と
いいます。
酸化は、光や熱によって
加速します。
紫外線や酸素…温度、湿度など
の影響を受けて、成分は
酸化、重合、加水分解…等
化学変化を起こします。
精油の成分や成分比率が
変化することを品質変化と
いいます。
こうようさよう
気分を明るく高揚させる
働き。
精神面に働きかけます。
かくせいさよう
眠気を覚まし、
意識をはっきりとさせる
働き。
かんわさよう
心身の不調を和らげる働き。
精神面に働きかけ、リラックスを
促します。
*生理痛緩和作用
*歯痛乾燥作用 など
たんじゅうぶんぴつさよう
胆汁の分泌を促進させる
働き。
アレルギー症状を和らげ
軽快させる働き。
細菌など不快なにおいの
原因となるものに働きかけ
においを薄くしたり、
除去する働き。
こうえんしょうさよう
炎症を鎮める働き。
くちゅうさよう
腸内の寄生虫を駆除する
働き。
くふうさよう
腸内に溜まったガスの排出を
促す働き。
きょたんさよう
痰の排出を促し、
痰を切る働き。
虫を寄せつけない働き。
ウイルスの増殖を抑制する働き。
こうしんきんさよう
カビの一種真菌の増殖を抑制する働き。
こうきんさよう
細菌の増殖を抑制する
働き。
さっきんさよう
バクテリアなどの細菌を
殺す働き。
皮膚を柔らかくする働き。
はんこんけいせいさよう
傷ついた皮膚の組織が
修復することを助ける働き。
ほしつさよう
皮膚に潤いを与え、乾燥を防ぐ
働き。
皮膚を引き締める働き。
りにょうさよう
尿の排泄を促進する働き。
めんえきふかつさよう
免疫の働きを高め
活性化すること。
けっこうそくしんさよう
全身に作用して、
血行を良くする働き。