きょうそうさよう
身体の各部、全身に働きかけ
機能を活性化、強化する働き。
しげきさよう
心や身体の活動を刺激する働き。
全身、特定の器官の活動、
エネルギーなど増進させる働き。
ホルモン分泌を調整する働き。
*嗅覚から刺激を受けることで、
内分泌中枢の視床下部と下垂体
に働きかけます。
けんいさよう
胃の働きをよくする。
しょうか、しょくよくぞうしんさよう
胃腸の消化活動を高める。
食欲を増進させる働き。
けつあつじょうしょうさよう
血圧をあげる働き。
ちんけいさよう
筋肉の緊張を緩める。
けいれんを鎮める。
けいれん性の痛み、こむらがえり
を和らげる働き。
ちんつうさよう
痛みを和らげる働き。
ちんせいさよう
神経系を鎮め、心と身体を
リラックスさせる働き。
呼吸器や皮膚から
血流を介して全身へ
行きわたった精油成分は
血液循環を経て肝臓で
解毒されます。
最終的には、尿中へ排泄され
その他にも汗や呼気の中、
便の中にも排出されます。
*高濃度の精油は、内服など
しないように注意しましょう。
肝臓や腎臓に負担がかかります。
血流にはのらず、皮膚に
局所的な効果をもたらすこと。
皮膚に塗布された
トリートメントオイルが
表皮や真皮に到達することを
いいます。
香りを嗅ぐこと、
精油の入ったトリートメント
オイルを皮膚に塗布すること
などで、毛細血管から精油成分が
入り、血流にのって全身に行き
わたることを示します。
*精油成分が吸収されることで
全身や各器官に薬理作用が
得られます。
2.皮膚、粘膜
精油を含むトリートメントオイル
(キャリアオイル)を皮膚に塗布すると、
精油成分は、表皮、真皮へと浸透。
真皮にある血管やリンパ管に吸収
されます。(経皮吸収)
血流を介して、全身の組織、器官に
広がります。
*精油は、脂溶性で分子が小さいため
皮膚のバリアゾーンを通過し、血管内
にまで吸収されます。
1.嗅覚
嗅覚は大脳辺縁系にあり、
視覚や聴覚のように
一次中枢が大脳新皮質では
ありません。
大脳新皮質の認識を待たず
直接、心理作用や生理作用を
引き起こし、身体調整が
起こります。
精油の香りを嗅ぐと、
嗅覚器官を通して
神経系へ伝わります。
嗅上皮の粘膜に成分が付着
⬇️
嗅細胞から出ている嗅毛がキャッチ
⬇️
電気的インパルスが嗅神経線維から
嗅球
⬇️
嗅索へと伝わります。
⬇️
脳の大脳辺縁系へ到達。
相乗効果のこと。
精油をブレンドする際
精油内の成分同士の間で
生まれる効果のひとつ。
成分同士が作用を互いに
強め、プラス面の作用が
高まること。
精油をブレンドする際
成分同士の間で生まれる効果
のこと。
毒性や刺激性など
マイナスの作用の働きが
ブレンドすることにより
他の特定の成分によって
弱められること。
ラストノートともいいます。
精油をブレンドした場合に
一番最後に香る香り。
精油に含まれる芳香成分の
分子量が大きく、揮発速度が
遅いものをいいます。
精油をブレンドした場合に
少し時間が経過した際
トップノートの次に香る
香り。
精油に含まれる芳香成分の
分子量や揮発速度が
トップノートとベースノートの
中間にくるものをいいます。
精油をブレンドした場合に
一番はじめに香る香り。
精油に含まれる芳香成分の
分子量が小さいもの。
揮発速度が早いものを
いいます。
ノートとは、note
音や声の調子、音符などを
意味します。
香りの場合
揮発速度や持続時間を
表すときに、
トップノート
ミドルノート
ベースノート(ラストノート)
など
香りの系統を表すときに
グリーンノート
フローラルノート
など
というように使います。
ブレンド精油を作る際の
指標となります。
揮発速度が遅い精油は、
香りをキープする性質が
あります。
香りを保持する性質のことを
保香性といいます。
数種類の精油をブレンドする際
ベースノートの精油を加えることで
精油の保香性を高めることができます。
複数の精油を組合せること。
※香りの持続時間を調節したり
精油の相乗効果を高めたりする
目的があります。
天然の植物から取り出した
芳香成分からある1つだけの
成分を単離精製して得られた
香料のこと。
※化学合成は行っていませんが、
合成香料として扱われることが
多いです。
天然にない有効な化合物を
化学的に合成して作る香料のこと。
※天然香料から1つの成分を
取り出した単離香料も含まれます。
自然の植物や動物から
得られる天然の香料✾
農薬や化学肥料を使わず
堆肥や生物を利用して
栽培され、収穫された
芳香植物から抽出された
精油。
天然の精油の成分分析をし、
ほぼ同一のものを人工的に合成して
再現したもの。
※アロマテラピーでネイチャー
アイデンティカル精油が使われる
ことはありません。
同一学名の植物ですが、
土地や気候の生育条件の
影響をうけ、含有成分が
著しく異なるものをいいます。
植物から抽出した精油に、
人為的な加工が一切されていない
もの➡ピュアナチュラル❁
一定量の植物から抽出できる
精油量の割合のこと。
植物の種類や部位、抽出方法に
よって得られる精油の量も
異なります。
収油率が低いほど…
高価となります。