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乾性油と不乾性油の

中間の性質を持つものを

半乾性油✾と呼びます。





ほとんど乾燥しないオイルのことを

いいます。


空気中に放置すると

酸化して固化するオイルのことを

いいます。


酸化してオイルが固化することを

乾燥といいます。


一般的にヨウ素価が高い油脂は、

乾燥性が高いです❁


溶剤抽出法❁

2022年05月28日

有機溶剤…ヘキサンに

油脂原料を漬け、

油脂分を溶剤に吸収させた後

溶剤を分離する方法です✾


油脂以外の脂溶性成分

ワックスや樹脂なども

抽出されてしまうので、

溶剤分離後には、精製の必要が

あります。



高温圧搾法❁

2022年05月27日

油脂原料を焙煎や

蒸すことで加熱します。


原料内部に残った油脂を

溶かした後に、圧搾して

抽出します✾


低温圧搾法❁

2022年05月26日

常温をキープした環境で、

原料を押しつぶして

油脂を絞り出します✾


熱による成分変質が

少ないです。


植物油の抽出✾

2022年05月25日

植物油の抽出は、

低温圧搾、高温圧搾、溶剤抽出など

様々な抽出方法があります✾


植物油の種類によって

抽出方法が決まるのではなく、

圧搾法と溶剤抽出法の混合法で

作られることが多いです。



種子が原料となる植物油は、


グレープシード油✾

ゴマ油✾

スイートアーモンド油✾

月見草油✾

ツバキ油✾


…などがあります。


種子

種子植物に形成される

散布体で一般に種と呼ばれる

部分❁


果肉が原料となる植物油は、


オリーブ油✾

アボカド油✾

ココナッツ油✾


…などがあります。


果肉❁

被子植物に形成される

果実のうち、種子を除いた

多肉質の糖分や脂肪分などの

栄養素や水分を蓄積する部分❁


セサモール❁

2022年05月22日

天然の抗酸化物質✾

ゴマ油に多く含まれております。


未加熱のゴマ油には、

抗酸化物質のセサモリンが

多く含有されています。


加熱されると、

より強い抗酸化力を持つ

セサモールが生成されます。



トコフェロール✾

2022年05月21日

ビタミンE❁

脂溶性ビタミンの一つです。


天然の抗酸化物質✾


小麦胚芽油は、トコフェロールを

多く含んでおります。


二重結合を1つ持つ

単価不飽和脂肪酸✾


炭素数16


若い方の皮膚に多く

含まれております。


皮膚の老化と関係している

脂肪酸✾


マカデミアナッツ油などに

含まれる成分です。


パルミチン酸✾

2022年05月19日

二重結合を持たない飽和脂肪酸✾


炭素数16


酸化安定性は高いです。


多くの動物性油脂や

植物性油脂に含まれております。

生物界で最も多くみられます。


ラウリン酸✾

2022年05月18日

二重結合を持たない飽和脂肪酸✾


炭素数12


酸化安定性が高いです。

保存性に優れています。


ココナッツ油などに多いです。



アラキドン酸✾

2022年05月17日

二重結合を4つ持つ

多価不飽和脂肪酸✾


必須脂肪酸のひとつ。


炭素数20


※体内でリノール酸やγ‐リノレン酸から

合成されて、さらに生理活性物質へと

転換されます。


動物の内臓脂肪に多く含まれています。


γ‐リノレン酸✾

2022年05月16日

二重結合を3つ持つ

多価不飽和脂肪酸✾


必須脂肪酸のひとつ。


炭素数18


※月経前緊張症や更年期障害などを

緩和。アレルギー性疾患を抑制する

働きがあります。


月見草油などに多く含まれています。


α‐リノレン酸✾

2022年05月15日

二重結合を3つ持つ

多価不飽和脂肪酸✾


必須脂肪酸のひとつ。


炭素数18


※体内で、EPAやDHAに変化し、

アレルギー反応を抑制する働きが

あります。


えごま油やなたね油などに

多く含まれています。



リノレン酸✾

2022年05月14日

二重結合を2つ持つ

多価不飽和脂肪酸✾


必須脂肪酸のひとつ。


炭素数18


植物性油脂に多く含まれています。


色素沈着淡色効果や皮膚の

ターンオーバー促進効果が

あります。


二重結合の位置の違いで


α‐リノレン酸✾

γ‐リノレン酸✾


に分けられます。



リノール酸✾

2022年05月13日

二重結合を2つ持つ

多価不飽和脂肪酸✾


必須脂肪酸のひとつ。


炭素数18


植物性油脂に多く含まれています。


※血中コレステロールを減らす働きがあります。

体内ではアラキドン酸を経て、生理活性物質に

転換されます。


エモリエント剤として化粧品に使われ

色素沈着淡色効果や皮膚のターンオーバー

促進効果があります。


○紅花油

○グレープシード油

○小麦胚芽油

などに多く含まれています。



オレイン酸❁

2022年05月12日

二重結合を1つ持つ

単価不飽和脂肪酸✾


炭素数18


動物性油脂や植物性油脂に

多く含まれています。


酸化安定性は、比較的高いです。


※血中コレステロールを減らす働きがあります。


●オリーブ油

●スイートアーモンド油

●マカデミアナッツ油

●アボカド油など…


にも多く含まれます。


不飽和脂肪酸✾

2022年05月11日

分子構造中の炭素間に、

二重結合を持つ脂肪酸のこと。


※二重結合の数によって

単価や多価の脂肪酸に分類されます。


不飽和脂肪酸を多く含む油脂は

常温で液体であることが多いです。


二重結合の数が、多いほど

酸化安定性は低いです。


オレイン酸、パルミトレイン酸

リノール酸、リノレン酸などが

あります。



飽和脂肪酸✾

2022年05月10日

分子構造中の炭素が水素で

飽和されており、

炭素間に、二重結合を持たない脂肪酸のこと。


飽和脂肪酸を多く含む油脂は

酸化安定性が高いです。


常温で固体。


ステアリン酸やパルミチン酸などが

あります。


植物油の組成✾

2022年05月09日

脂肪酸…油脂の主成分❁


鎖状に並んだ炭素骨格を持ち

末尾に、‐COOH カルボキシル基が

結合している構造を持ちます。


二重結合の有無により

飽和脂肪酸(なし)

不飽和脂肪酸(あり)

に大別されます。


炭素数の多いものを➡高級脂肪酸✾

炭素数の少ないものを➡低級脂肪酸✾

といいます。


その他…オイルの特徴となります。


・ボリジ油➡γ‐リノレン酸を含有しています。


・セントジョーンズワート油➡光感作があるため

外出の際は、避けましょう。


・アボカド油➡オレイン酸を多く含むため

保湿効果は良いです。


その他…オイルの特徴となります。


・ローズヒップオイル➡お肌の再生に使われます。

酸化しやすいので、早めに使いたいオイルです。


・キャロットシードオイル➡スキンケアに使います。

少しにおいがあります。


・ピーチカーネル油➡夏のスキンケアに使います。


・ヘーゼルナッツ油➡夏のスキンケアに使います。


・アプリコット油➡夏のスキンケアに使います。


ヨウ素価に着目してみました。


・アボカド油…65〜110

・ホホバ油…92

・オリーブ油…75〜90

・カメリア油…78〜87

・マカデミアナッツ油…70〜80

・スクワラン油…50〜60

・ココナッツ油…12〜20


ヨウ素価120未満のオイルとなります✾

ココナッツ油❁は、酸化しにくい油となります。


早めに使いたいオイル✾


ヨウ素価…油脂100㌘に付加することの

できるヨウ素のグラム数。

※この値が大きいと、不飽和度が高く

二重結合の数が多いため酸化しやすいです。


目安…120以上は、酸化しやすいオイル✾


例…


・月見草油…195〜199

・グレープシード油…107〜143

・小麦胚芽油…115〜129

・セサミ油…103〜118


モクセイ科

抽出部位…果肉

蒸留後に水素を添加します。


高度飽和炭化水素類に分類され

ロウでも油脂でもありません。


植物性スクワラン

オリーブの実の中に

入っているスクワレンは

酸化しやすい為

水素を添加して

飽和状態にし酸化しにくくします。



ホホバ油❁

2022年05月03日

ツゲ科

抽出部位…種子

圧搾法


液状のワックス✾


品質の劣化が少なく

酸化しやすいオイルに加えると

抗酸化作用があります。

※長期保存可能。


痒みや神経皮膚炎などに

効果があります。


ココナッツ油❁

2022年05月02日

ヤシ科

抽出部位…果肉

低温圧搾


オレイン酸…16%


常温で半固体です。

約25℃で溶けます。


皮膚を冷やし、保護します。

※洗浄力にも優れており

洗剤としても活用されます。



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