最も古い文献『日本書紀』
に香りについての記述があります。
推古天皇3年(595年)…
淡路島に香木が漂着したとの
記述があります。
※『聖徳太子伝暦』『水鏡』
にもその記述があり。
推古天皇3年、乙卯の春、
土佐の国の南の海に夜
大なる光あり。
また、声あって雷の如し。
三十箇日をへて、夏四月
淡路島の南の岸に着す。
島の人、沈水(じんすい)を
知らず。薪にまじえて竈に焼く。
太子使いをつかわせて、
その木を献ぜしむ。
その大きさ一囲、長さ八尺なり。
その香気、薫ずることはなはだし。
⭕※沈水…ジンチョウゲ科の香木。
沈水香木(沈香)のこと。
日本にある最も有名な香木は、
奈良 東大寺正倉院に残る
⭕「蘭奢侍」(らんじゃたい)
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